言いづらい有給申請の対処法

社会人ノウハウ

休みの予定が決まると共に感じる「有給申請言いづらいなぁ」という悩み。上司へ声をかけるタイミングを見計らうのも億劫で周りの顔色も気になります。今回は言いづらい有給申請のスムーズな伝え方と、大事なポイントを3つ紹介します。

罪悪感を感じるあなたへ

「自分だけ休もうとしている」という負い目を感じますよね、すごく気持ちは分かります!しかし有給申請は権利です。繁忙期などはなるべく避けた方が良いですが、思いっきり権利を振りかざしましょう!そして「あなたがいなくても会社は数日くらい平常に回る」ということ。特に業務が属人化している場合、自分が休んだ分の現場の負担が申し訳なくなる気持ちもあります。これから紹介するステップで上手に有給申請を取りましょう。

言い出すタイミング

まずは事前告知を上司にしましょう。”来月あたり”くらいのぼやっとした日付感で大丈夫です。これはあなたが上司の立場になって考えてみてください。いきなり「来週」と言われると、業務に支障が出ないか防御線を張ります。上司のタイプによってはその日の機嫌によって反応が大きく変わる人も。事前に同じ部署の人にも告知をしておくと「聞いてないよそんなの」「いきなり言われても困るよ」と言われるパターンを防げます。そして日付が正確に決まり次第改めて有給申請をしましょう。

休暇理由は正直に伝えるべき?

正直に伝える必要はありません。本当の休暇のプランは何であれ家庭の理由/親戚の理由など無難な内容で伝えましょう。もし1週間など長い休みを取る時に「どこか旅行に行くの?」など詮索をしてくる人がいたら、身内ネタが鉄板です。少し不謹慎ではありますが「もう高齢であと何回会えるかわからないので…」と濁しておきましょう。バカンス休暇と知り嫉んでくる人のせいでせっかくの楽しみが台無しになったり、休暇明けのオフィスに戻りづらい状況も心苦しいですからね。

いざ上司へ伝えるときのキーポイント

前述しましたが、上司に伝えるときに必ず添えるべき内容は「業務に支障が出ない」ということ。事前に引継ぎ資料や自分だけで留まっているような業務情報はシェアをし、業務に支障がない事を上司にはっきり伝えましょう。私が2人部署時代のころは、隣の部署の方にも手伝ってもらうことがありました。日頃のコミュニケーションを積極的にとることも大事ですね。

前日にするべきこと

休暇の直前は自分の業務を負担する人がいるなら緊急の確認が必要な場合いつ頃なら連絡が可能かを伝えること。そして問い合わせが来そうな案件と、その対応はどうするかを明確に伝えましょう。休暇から戻ってきて雰囲気が悪くなってしまわないように引継ぎは抜かりなく。私は2週間ほど休暇を取った時、同僚に伝えられるタイミングが無かったのでパワーポイントで案件ごとに日付も入れて伝えました。

休暇中の過ごし方

大前提として休暇中は自分のスケジュールが最優先ですが、もし会社のPCや同僚に電話をできるタイミングがあれば午後の業務が始まる時、または終業2時間前に少し連絡を入れるのも良いですね。自分のいない間の大きなミスや問題が起こる予防線になり、休暇から戻ってきた後に膨大な処理を任されるなど、業務の再開に影響が少ないと思います。

お土産は必要?

休暇のパターンと社風によりますが郷に入っては郷に従えの社会です。お土産文化のあるオフィスならば少額で構わないので買っていくのがベターと思います。今回はバカンスで休暇を社内の人が知っている場合のお土産メリット/デメリットを紹介します

メリット:オフィスに戻ってきた際の話題のタネになる。「休暇の間ありがとうございました。」とお礼に添えて物があるほうが切り出しやすいかと思います。休暇明けの気まずい雰囲気でペコペコと戻るのが嫌だな。と思う人は買っていった方がベターです。

デメリット:お土産購入が恒例になる。「今回は買う?買わない?」と無駄な悩みになります。また、品定めをしてくるようなお局さんがいる場合は要注意ですね。

最後に

オフィスの数だけ社風や上司との距離感も違います。1番有効なのは同僚や先輩などに「休暇申請って今までどのようにしましたか?」と聞いてみるのが1番ですね。伝えるまでが少し億劫だと思いますが言いづらい事こそ先延ばしにせずに早め早めに伝えることがポイントです。何事も日頃のコミュニケーションが重要ですね!

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