少人数のオフィスへの転職 悩んでいる人必見!

社会人ノウハウ

   

人数の少ないオフィスはアットホームな職場という言葉を求人欄で散見しますが、人数が少ない=距離が近い業務環境が特徴です。この記事では少人数オフィスのメリット/デメリットと、面談時に聞き出す大事なポイントを紹介します。

中小企業の定義とは

働く業種によって小規模という定義は変わります。気になる方は中小企業基本法によって定められた「中小企業の定義」をご覧ください。ちなみに私は現在スタッフ人数は社長含め7名のオフィスで勤務しています。記事の最後に私の実体験と詳しいプロフィールも書いてあるので参考にしてください!

小人数オフィスのメリット2つ

メリット1 スタッフの距離が近く放置されにくい

人数の多い職場だと、埋もれてしまったり、「とりあえず資料読んでおいて」と放置プレーされてしまう事もありますが、少人数の場合、必ずみんなの目があること。困っていた場合も気づいてもらえたりこちらから声もかけやすいので、孤立する心配がありません。

メリット2 幅広いことにトライでき、主体的に動ける

大企業の場合、先輩の確認後また上の上司へ承認を貰う様な、なかなか自分の采配で業務が出来ないこともありますが、少人数のメリットは仕事を任せてもらえること。大きな1つのやりがいで、マンネリを感じにくいです。

小人数オフィスのデメリット2つ

メリット1 しっかりとした研修がないことがある

特に異業種から転職した人は、ベースの知識を経験者からじっくり基礎を学びたいもの。しかし少人数のオフィスではすぐに実務に入り、前提知識を知っている定で業務が進むので入社したての頃は悩むことがあります。習うより慣れろ!という言葉もありますが慣れるまで少々ハードに感じることが多いでしょう。

メリット2 過去の引継ぎや備忘録が曖昧のことがある

人数が少ないオフィスは、業務が属人化しがち。情報がシェアされないまま前任者が退職済みであったり、誰も備忘録を残していない業務担当を任せられる可能性がある。イレギュラー発生時は周りに聞きまわったり入社前の過去のメールを遡って把握するなどの大変さがあります。

上記を踏まえて面談を行う際のポイントを紹介します。

面談で聞き出してほしい4つのこと

オンライン面談の場合、可能な限り働くオフィスへの見学は行くこと

オンラインで面接の場合は1度オフィス見学をしたいと依頼しましょう。あなたがオフィスのドアを開けたときの周りの社員の雰囲気や、メンバーの男女比、年齢層。オフィスは書類が散らかっていないか=紙媒体のアナログ会社かどうかも確認。初出勤で異変に気づいてからでは手遅れです!

自然な聞き出し方「お忙しいところ大変恐縮なお願いですが、是非お仕事させていただく現場を事前に見学させていただくことは可能でしょうか?」

②在籍スタッフの勤務歴

今後業務を教わるとして、どの程度の業界年数の経験者が何割かを知る為にも聞き出すようにしましょう。直球で聞きにくい質問なのでオフィスの人数やメンバーの話が上がった際にさらっと聞き出してみましょう。

③直近の退職者の理由

人の出入りが激しいかどうかは非常に重要です。短期間で何人も人が入れ替わるような職場には何か問題があるのかも。

自然な聞き出し方「以前のご担当者様は業界を経験されていた方でしたか?何年ほどご担当してらっしゃいましたか?」 質問に添える感じで聞き出すと自然です。

残業/休日出勤や緊急の対応が発生する業務か

前述した通り、人数が少ないオフィスでは個人の采配が良くも悪くも多いのが事実です。自分の望んでいるライフワークバランスと合うかしっかり確認しましょう。就業規則の説明を受けた際に質問をすると自然な流れで聞き出せます。

私の実体験とで大変だったこと/よかったこと

私は今まで小規模オフィスでの勤務経験は2社あります。1つは法人相手に祝花を手配する事務業と、現在は社長含め7名の日経メーカー商社の米国支店です。

経験して大変だったこと

具体的に上記の2社共通して体験した大変だったことは自分がその会社に入る前の社内の出来事や、背景を知らないまま対応をするケースあります。急に顧客から「〇〇の納入が遅延している件ですが」や、「去年と同様な承認手続きでいいですよね?」と聞かれたり、交渉途中の案件にいきなり飛び込み参加することもありました。少人数なので不明点はすぐに聞ける環境であるのが利点ですが、戸惑う事もあります。

良かったこと

現在働いている会社はメンバー同士中も良く月に1回は会社の経費で家族ぐるみのお食事会を開くほどです。車が壊れたときに社長が自宅のガレージでタイヤを治してくれたこともありました。プライベートも程よい距離間困りごとがあれば、親身になってくれるアットホームな職場です。

最後に

転職エージェントなどを利用して転職活動する方は増えてきていると思います。個別にエージェントと相談ができるような場合は、実際の面談では聞きにくい質問を代わりに聞いてくれることもあるので遠慮なく聞いてみてください!

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