友人や知人よりから流産報告を受けたとき、突然の知らせに戸惑うかと思います。流産報告は非常にセンシティブな内容です。言葉の選び方や、お相手の方との関係性に注意してメッセージを送りましょう。
メッセージを見て電話をすぐにかけるのはNG
このタイミングで報告を受け取っている方が他にもいるかもしれまん。お相手の方は悲しみに向き合いながらあなたへメッセージを出したはずです。
お相手から電話がない限り、そっとしておくのが1番です。文章よりも言葉で伝えた方が優しい温度感も伝わりやすいと思いますがそこはぐっと堪えましょう。
メッセージを作成をする前に抑えるポイントは2つ
メッセージの方向性
・あなたが送るべき内容は「流産した事実」ではなく「相手の回復を思い寄り添い優しく祈ること」
・無理に励ますような内容は控え、読んで心が暖かくなるようなイメージを意識しましょう。
言葉選び
「流産」という文字をなるべく控えましょう。その文字だけでもお相手の方の心に重く響きます。
受け取り手によっては冷たく感じるような言い回しは控えましょう。
【例文つき】メッセージをの作成
書き出し
まずは「いただいた報告の内容ををしっかり受け止めました」というニュアンスを「流産」というワードは控えながら伝えましょう。
メッセージありがとう。流産しちゃったんだ。つらかったね
メッセージありがとう。流産って文字が見えて驚いちゃった…..
メッセージありがとう。突然のことでつらかったね
メッセージ読みました。報告をするのもつらい中、メッセージをくれてありがとう。
その方の回復を祈る言葉をかけましょう
まだ〇歳だしチャンスがあるよ!
今回は残念だったけど早く元気になってね!
流産ってよくある事らしみたいだからあまり落ち込まないで
気持ちと身体が落ち着くまでゆっくり過ごしてね
無理せず心と身体を休めてね
ここ最近、暑いor寒いから自分のペースを大切にゆっくり休んでね
赤ちゃんのことについて書きたい場合
おなかにいた赤ちゃんへの気持ちも一緒にお母さんへ送りたい場合、かける言葉によっては救いの言葉にも、プレッシャーにもなり得ます その方が今後も妊活を続けるのかなどに配慮して送りましょう
太文字の箇所は、救いの言葉にもプレッシャーになる可能性もあるので注意しましょう。
(その赤ちゃんの)お姉ちゃんorお兄ちゃんが待ってるよ。
きっと次もお母さんのところに戻ってきてくれるよ
最後の締めくくりの言葉
メッセージの最後は寂しい文章になり過ぎないようにしましょう。
心が落ち着いたときにまた連絡ください
何かできることがあればいつでも連絡待ってるね
今はゆっくりお休みをして、また近くでお茶しようね
流産されたお相手と会う時の振舞い方
報告を受けた以降に会う場合は、その話題になるかもしれません。お相手の事情ですので、相手が切り出すタイミングを待ちましょう。そして徹底的に聞き手に回り相手ののペースで話を聞きましょう。
「あれどうだった?」など気になることがあるかもしれませんが、当時のことを思い出す内容や、今後についてをこちらから聞き出すような発言は相手に寄り添っていません。相手の心情を汲み取り落ち着いて話を聞きましょう。
なにか贈りものを送りたい場合
結論から言うと、おすすめしません。
お悔みの気持ちを形にして届けたい気持ちは分かりますが、お子さんを流産されて悲しんでいる方です。モノだけでなくお花も同様です。
フラワーアレンジメントなどでそのようなシーン向けの商品もありますが、悲しみの向き合い方は人それぞれです。お悔みの花を自宅に送ったり、飾るようなもので悲しみを煽るようなことは避けましょう。連絡があったりした際に親身に寄り添うが重要です。
最後に
日常的に触れるテーマでないメッセージのやりとりはいつも以上に注意が必要です。お相手の方に寄り添う気持ちがしっかり伝わるためにも、上記のステップを意識して作成してみてください。
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